明日は純情という演劇Unitの公式サイト

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613から、明日は純情へ


 今朝、起きる必要もないのに早い時間に目が覚めてしまいました。それは昨日、稽古後に少しメンバーの宮ちあきと話をしたせいかもしれません。

 そのことに思いを巡らせながらそろそろ12月の旗揚げ公演に関して挨拶をさせて頂く時期かな、と思いました。公演前の良いタイミングで、とは前々から思っていたのですが、それをいつにしようとは決めていませんでした。ですが、今日がそんな日ではないのかと、根拠があるわけではありませんが、そんな気持ちになり筆を進めております。

 大した内容ではありませんが、少々お付き合い頂ければと思います。

 自分、酒谷一志とメンバーの宮ちあきは、613という団体で一緒に活動しておりました。613には他にもメンバーがいたのですが、去年解散いたしました。解散の理由を説明するのは非常に難しいのですが、一言で言わせて頂けるのならば、「破綻した」というのがしっくりくる表現だと思います。その破綻が、何か一つの大きな出来事によって引き起こされたのなら説明することも、それに対処することもできたのですが、諸々の積み重ねがそれを引き起こさせました。ですから、知り合いにそのことを尋ねられても未だにちゃんとすべてを説明することはできません。

 そこから、自分と宮が明日は純情を旗揚げしようと思い、それに至るまでにはそれなりの紆余曲折がありました。最初から、「やろう!」などと簡単に話を進めたわけでは決してありません。自分にしても、宮にしてもそれなりに613解散にあたり傷ついたところがありましたし、お互いプライベートでの大きな変化を経験している最中でしたので、お互いに考えなくてはいけないことや話さなければならい事が多くありました。それでも一緒にやろうと今年になって話が奇跡的にまとまったのは、宮ちあきの寛容さとお互いの芝居に対する思いの一致があったからに他なりません。詳しい過程をご説明はできませんが、奇跡的に話が進んだと言う他ないと自分は思っております。

 特に宮ちあきは、自分に使われる側であり、613解散という流れからまた自分と一緒にやると決心するには相当な覚悟が必要だったと思われます。また彼女の生活の変化を考えると想像するのも憚られるほどで。それを笑顔で「じゃ、やるか」と最終的に言ってくれたことには感謝の言葉もありません。

 そして、公演に向けて稽古が始まりました。周囲に多大なるご迷惑をお掛けしながらもここまでどうにか話を進め、そんな自分たちに多くの方々が力を貸してくださり、稽古開始という大きな節目を迎える事ができました。このことに自分たちはただただ感謝するばかりです。

 今までと自分たちの作品がどれだけ違うのか、それは今の自分たちでは秤かねます。違うところもあれば同じところもありますから。それに明日は純情を613とは違うユニットにと意気込んでいるわけでもありません。少しでもお客様方に喜んでもらえるものを、と思っているだけです。

 ただ、稽古が進み、気づいたことがあります。それは、自分たちの気持ちの変化と言えばいいのでしょうか、芝居に対する向き合い方が変わったということです。今までとは明らかに違うそれに少々戸惑いながらも、それを大事に作品に向き合う日々は緊張の連続ではありますが、非常に充実したものです。きっと、その変化は自分たちが明日は純情を旗揚げするにあたり強く何かを感じたことの証だと思っております。

 そんな違いを新しい自分たちの作品を観に来てください、などと今日はお願いしたいわけではなく、明日は純情が12月に旗揚げ公演が打てることを多くの方々に感謝すると共に、不肖未熟の身である自分たちではありますが、自分たちが旗揚げさせていただく団体の名前「明日は純情」を心片隅をお借りし覚えて頂けたならと思っております。

 明日は純情をどうぞ宜敷お願い申し上げます。



 最後に非常に個人的ではありますが、共に歩むことを決めてくれた宮ちあき、明日は純情に参加してくれたJ.n.、旗揚げ公演に参加することを快諾してくださった出演者とスタッフの皆様に心より御礼申し上げます。ありがとうございます。

 まだ公演が終わったわけではありません。雨上がりの朝日のように新たな気持ちで今日からも作品づくり、稽古に励んでいきます。


2015年11月11日(ポッキーの日)  明日は純情 主宰

 はじめまして、明日は純情の主宰です。

 ついに自分たちの活動が本格的にスタートいたしました。とはいえ、自分たちはまだ旗揚げ公演も行っていない団体です。ですから、こうして公式ホームページをスタートさせてもまだ皆様に充分な情報などをお届けすることができません。2015年12月の旗揚げ公演までかけて順次、いろいろなことをお届けしていく予定ですので、いましばらく長い目で見守っていただければと思います。

 活動をスタートさせるにあたり、メンバーの宮ちあきと色々な話をいたしました。その中で自分たちが大事にしていこうと決意したことがあります。それはチャレンジしていくことです。うまくいかないかもしれない、違うかもしれない、でも「良い」と思ったこと「面白い」と思ったことを率先して実行していこうということです。実践していく中でその内容は変わっていくことと思います。ですが、アイディアとしてそこに生まれたことをまずはやってみる、それを大事にしていこうと。ですから、もしかしたら長続きさせられないこともやるかもしれません。ちょっと変わったことをやるかもしれません。その中で明日は純情という団体の特色を生み出し、皆様に喜んでいただける何かを創り出そうと努力して行く所存です。また、明日は純情では物語というものを大事にしていきます。それは、語弊はあるかもしれませんが、分かりやすく言うとストーリーを大事にしていくということです。

 申し訳ないのですが、まだ作風も、団体の特色も固まりきらぬうちからはっきりと言えるのはそんなことぐらいです。

 どうやったらお客様に楽しんでもらえるのか、皆様に作品をお届けできるのか、そんなことを真摯に考えつつ、物語を中心に据えていろいろなことにチャレンジしていこうというのが今の明日は純情です。

 ちょっと口にすると恥ずかしいUnit名ではありますが、覚えていただけたのなら幸いです。また、機会があり自分たちの作品をご覧になって頂けたのなら、これ以上の幸せはございません。まだまだ色々な事がこれからのUnitですが、どうぞよろしくお願いいたします。


2015年5月  明日は純情 主宰